俺がために筆を振る

現役おっさんくさい保守的な大学生の執筆する供給しかねえブログ不定期更新中

2016年8月道中記 その1

 関ヶ原から帰ってきて、宿でこれを書いてるよ。スマホから投稿するの初めてだから、誤字とかいつも以上にひどくなるだろうけど、許してね。

 

 新横浜を10時近くにでて、米原についたのは12時近く。偶然にも近くまで来ていた先輩に、2、30分先立っての到着であった。列車を降りたと同時に襲い来た暑気の不快さは、いまでも覚えている。

 米原を離れてから車で30分、滋賀と岐阜の県境近くの関ヶ原町に辿り着く。関ヶ原の戦ばかりで注目されているが、実はすぐ近くでは、壬申の乱の際に戦闘が起きていたりする。徳川家康の陣跡近くに車を停め、資料館へいく。大して目新しいものもなく、展示されている鎧なども全て複製であったため、大しておもしろいものではなかったが、江戸期の宿場としての関ヶ原や、帝政期の軍の火薬庫としての関ヶ原などについての展示には、いくらか興味を引かれた。

 同地での昼食の後、現在大河で輝いている、石田三成大谷吉継の陣跡も訪れた。石田治部の陣跡は苦労なくたどり着いたのだが、問題は大谷刑部の陣跡と墓である。山奥にあるこれらは、登るのこそ苦でないものの、虫の羽音がこの上なく恐ろしい。木々が生い茂る中を歩いていくため、蝉の鳴き声が近く、方々をぶんぶんと羽虫が飛び回る。終始びくびくしながらのお墓参りとなってしまった。

 刑部殿とその家臣のお墓参りを終えてからは、後日訪れる予定の彦根城を車窓から眺めた後、いまいる琵琶湖沿いの宿に到着した。西洋風の作りで、それなりの金を取られる場所である。その分居心地はいいため、これから2晩、ここでゆっくりさせてもらうつもりである。

 

 結局、今日は関ヶ原しか行ってないのよね。しかも古戦場って、何かがあるわけではないから、そこを歩くことに幸福を感じる気違いじゃないと楽しくないしね。いやまあ私はその気違いだから楽しかったけど。

 明日は明治村いきたいけど・・・くそ暑いんだよなあ・・・

お気に入りのご機嫌な音楽(邦楽編)

 私の最高にセンスのいいご機嫌な邦楽たちを聞かせてやる・・・Check it out!

 


川上音二郎一座 [明治の流行歌]オッペケペー節[日本人最古の歌声]

 だれが古い歌を載せないと言った?教科書でもおなじみ、川上音二郎オッペケペー節。歌ってる人は違うけどね。

 


東京節 Tokyo_bushi (Marching Through Georgia) Enka

 この曲をどっかで、いやこのブログで聞いたことあるぞという人は、このブログをしっかり読んでる人。もし女性なら私と結婚してダメンズウォーカーへの第一歩を踏み出す権利をやろう。そうだよ、ジョージア行進曲の替え歌だよ。ちなみに、歌に出てくる東京名物全てが現存してるわけではないよ。浅草12階とか焼けてるしね。

 


添田唖蝉坊・ノンキ節 / 土取利行(弾き唄い) Nonki-bushi/ Toshi Tsuchitori

 皮肉が聞いていて好き。もしカラオケにあったら、近代日本の曲の中では最も歌いたい曲。おいジョイサウンド、はよこれいれろや。

 


添田唖蝉坊・ああわからない / 土取利行(弾き唄い)Don't Know/ Toshi Tsuchitori

 これをこのブログで(ry 「日本海軍」の替え歌。添田唖蝉坊は左系(初代日本社会党評議員)だからリベラル系の歌がやっぱり多い。

 


井上陽水 夢の中へ(1973年)

 一気に新しくなるよー。ちなみに、年代とかはぐっちゃぐちゃのバラバラでいくからよろしく。

 


青葉城恋唄 さとう宗幸.

 ご当地ソングなんだけど、なんかそれ以上のものを感じる名曲。なんなんだろうか、歌詞の言葉か曲調か・・・

 


「夢一夜」南こうせつ

 これもねえ・・・歌詞がいい。日本の曲はノリでは洋楽に負けることもあるが、歌詞がやっぱりいい。でも、こういうこというと懐古主義者だと思われるかもしれないけど、今こういう歌詞を書ける人っているんだろうか?

 


奈良・大和路 「まほろば」さだまさし

 まっさんほんとすき。この曲はテレビみてた時に偶然流れてきたのを聞いたのが初なんだけど、びびっときた。あれはたしか高校2年くらいだったとおもうけど、若いうちにこういう曲に出会えてよかったと思ったね。あと、いまの恋愛観はこの曲にかなり影響を受けてたりする。

 


木枯らしに抱かれて… THE ALFEE 谷村新司

 小泉今日子も悪くないけど、個人的にはALFEE版がすき。高見沢 坂崎桜井 高見沢。

 


糸 中島みゆき

 私の親父がこの曲を好きで、その影響で聞いた曲。いい歌詞だと思わない?中島みゆきは本当に素晴らしい。

 


『恋/長い夜』松山千春

 最初は恋だけにしようと思ってたけど、セットがあるならいいや入れちゃえと。ちょっと特徴的な人だから嫌いな人もいるかもしれないが、歌は本物だろ?

 


美輪明宏さん 「愛の賛歌」

 もとは日本の歌じゃなくてフランスの歌。アルセウスさん思いっきりフランス語で歌ってるしね。モロさんが好きだからね、しかたないね。ヨイトマケよりもこっちのほうが好きなんだよね。

 


【鏡音リン】自由気ままのB級人生【手書きPV】

 ボカロの中ではたぶん一番好き。ただ、たしかカラオケないんだよなあ・・・ジョイサウンド仕事しろ。

 


Supercell / Ryo : 02. LOVE & ROLL

 昔好きだった女の子に薦められて聞いた曲。今頃あの子はなにをしているのだろうか・・・

 


supercell 教えてあげる 高音質

 ようつべの自動再生機能の紹介で出会った曲。なんかよくわからんが琴線にきた。

 

 なんだこのやろう、邦楽はやたら少ないじゃないかと思う人がいるかもしれないが、違うの。多すぎてこれ入れたらこれも、やっぱりあれもってなるの。だから自重したの。ボカロとか結構な量になるだろうし、いざこうして書くとなると思い出せなかったりするしね。

 

 

 

人の愚痴

※今回はオール口語だよ!

 

 いやねえ・・・僕の友人でね、やっぱりツイッターをこう・・・愚痴の吐きどころとして利用してる人いるわけだよ。ていうか、いまさっきいたわけよ。まあね、そういうもんだと思うからそれは全然いいんだけどね・・・お節介おじさんとしては、「これはなんか言ってあげるべきなのか・・・?」と思うわけですよ。ただね、こう、なんというか、僕がね、介入していいのかと。これは僕が首突っ込んでいい話なのかと。

 人の相談とか愚痴はね、随分聞いてきたつもりだから、まあ聞く分には構わないわけですよ。というか、ほっとけないところもあるわけですよ。ただね、やっぱりこう・・・拒絶されるとおじさんはへこむんだよね。それがあるしね、そのうえ相手の気分まで害しちゃ本末転倒なわけですよ。で、こうなってきちゃうともうどうしたらいいかわからないと。

 まあこの記事を通じてなにがいいたいかというとね、あの、相談やら愚痴やらの受け入れた体制は、基本的にいつでもできてるよってことなんですよ。だからね、なんかあったらね、よかったら、おじさんに話してごらんなさいってことなんですよ。愚かな提案があるのだがどうだろう。私でよければ君の、話し相手になりたいと。そういうことですよ。

 

お気に入りのご機嫌な音楽(日本軍歌編)

 私の最高にセンスのいいご機嫌な軍歌たちを聞かせてやる・・・Check it out!

 

※個人的な史観の問題から、太平洋戦争を大東亜戦争といってます。

 


皇国の守

 君が代行進曲に歌詞をつけた感じの曲。かなり古い曲で、帝国最初の軍歌と言われることもある。え?しょっぱな軍歌かよ?あたりまえじゃない。言っとくけど、後半にならないとボカロとかはでてこねえから。

 


<軍歌>抜刀隊_陸軍分列行進曲(全番歌詞付き)

 日本軍歌の代表格。いまでも陸上自衛隊でよく演奏されてたりする。しかし、抜刀隊というのは陸軍の部隊ではなく、西南戦争の際に編成された警察の部隊だったりする。

 


勇敢なる水兵

 日清戦争における黄海開戦に参加した巡洋艦松島乗組員の奮戦を描いた歌。歌に出てくる定遠は、この海戦で損害を負うもの沈むことはなく、この後威海衛にて自沈している。

 


<軍歌>軍艦行進曲(軍艦マーチ)

 日本海軍といえばこれ。現在でも海上自衛隊でよく演奏されている。あと、なぜかパチンコ屋でも流れている。

 


ガールズ&パンツァー 雪の進軍(歌詞付き)

 申し訳程度の現代要素。ガルパンはいいぞ。作詞者の日露戦争における体験をもとにして書かれた、悲壮な詞が特徴的。この版では最後が「生きては帰らぬつもり」となっているが、これは先の大戦に際して書き換えられたもので、元々は「生きては帰さぬつもり」であった。

 


(軍歌)日本陸軍

 日本陸軍の諸兵科の活躍を歌ったもの。のちに「新日本陸軍」が作られ、航空兵、戦車兵、通信兵などが追加されている。

 


《軍歌》日本海軍

 日本海軍の艦艇をうまい具合に詞にぶっこんだ歌。三笠などのおなじみの艦も当然でてくる。提督諸氏に一応言っておくと、ここに出てくる船は明治期のものであるため、諸君の嫁とは別人である。

 


《軍歌》戦友

 私が初めて出会った軍歌。日露戦争にて戦死した友人を悼む歌。どういった因果か、同時期にロシアでも、「満州の丘に立ちて」という似たような歌が作られている。戦友を思う心は人種関係なしといったところか。

 


<軍歌>歩兵の本領(歩兵の歌)

 元々それなりに有名だったが、「太平洋の奇跡」でより知名度の上がった軍歌。これも定番の1つ。最近友人がやたら歌っている。

 


【軍歌】愛馬進軍歌

 騎兵の歌。硫黄島の戦いや香港攻略で有名な栗林忠道将軍が関わっている歌であることはあまり知られていない。

 


討匪行 (春日八郎)

 満州事変後の匪賊討伐を題材とした歌。かっこつけない兵隊の本音がいい味をだしている。

 


麦と兵隊

 これまた兵隊の本音の歌。元々は小説だったが、ヒット作となったため、軍歌化された。

 


《軍歌》ラバウル海軍航空隊("Rabauru kaigun kōkū-tai "- Rabaul Naval Air Corps)with Eng/Sub

 大東亜戦線にて活躍した、日本海軍の精鋭ラバウル航空隊の活躍を題材とした歌。ただし、この歌が民間に広がるころには、ラバウルはすでに崩壊寸前だった。

 


若鷲の歌

 海軍の航空兵を養成していた予科練の歌。個人的に、殴りこみという表現は嫌いじゃない。

 


空の神兵(字幕付)

 大東亜戦争海開戦からそう経たずに行われた、パレンバン空挺作戦を題材とした歌。現在でも、陸上自衛隊の第1空挺団の部隊歌として知られている。

 

 本当は洋楽と邦楽で分けようと思ってたけど、軍歌が思ったより多かったため、軍歌で独立させたよ。私の事知らない人がこの記事みたら完全に誤解するよね。

 次回は、現代の曲限定で邦楽編やるよ。

 

お気に入りのご機嫌な音楽(洋楽編)

 私の最高にセンスのいいご機嫌な洋楽たちを聞かせてやる・・・Check it out!

 

※ここでは洋楽を、日本で誕生した曲意外と定義し、西洋音楽に限らないものとする。

※現ロシア連邦から段々と東に向かい、アメリカ合衆国を最後とする。

※UKまで行かないと現代の音楽は出てこない。

※イタリアからスペインあたりは深夜テンションで書いたからいろいろおかしい。

 

ロシア

 民謡と軍歌しか知らない!以上!


【ロシア音楽】コロブチカ (Коробейники) (日本語字幕)

 日本ではフォークダンスとテトリスでおなじみの曲。地味にエロティックな歌詞がまたいい味を出している。

 


【ロシア音楽】長い道を (Дорогой длинною) (日本語字幕)

 民謡というと少し違うらしいが、これも古い曲。ロシアの曲は歌詞の物悲しい感じが実にいい。

 


ソ連軍歌「タチャンカ」 ロシア&日本語歌詞付き

 そりゃあ軍歌も入るさ、私のブログだもの。セミョーン・ブジョーンヌイがロシア内戦において率いた第1騎兵軍の活躍をうたった歌。タチャンカとは、馬車の荷台に機関銃を後ろ向きに取り付けた物。個人的には、機動防御ですごい威力を発揮しそうな兵器だと考えている。


Red Army Choir: Partisan's Song.

  別名「野こえ山をこえ」。これまたロシア内戦の曲で、シベリアから沿海州まで戦った極東パルチザンの歌。余談だが、私が麻の白シャツに駱駝色のズボンを身に着けて、頭にハンチングをかぶっているときの脳内BGMはこれだったりする。

 


スターリンの砲兵行進曲

 これは大祖国戦争(WW2のロシア呼称)の曲。フルシチョフによるスターリン批判ののちは、「砲兵よ、スターリンの命令だ」の部分が変更されていたりする。

 

トルコ

 1つしか知らない!以上!


Mehter Marşları - Ceddin Deden

 「阿修羅のごとく」とそのパロディをやったダイワハウスのCMでおなじみの曲。トルコのメフテル(オスマン朝期の軍楽)・・・に見せかけた、実は19世紀に作られた音楽。よく友人と、東洋史の授業後に歌ってる。

 

フィンランド

 ローマ字読みで歌いやすいと見せかけた歌いにくい国


Loituma - "Ievan Polkka" (Eva's Polka)1996

 ロイツマでおなじみのフィンランドの曲。なぞの中毒性がある。実はちょっと意味深な歌詞だったりする。

 


サッキヤルヴェンポルッカ(ロシアに奪われたサッキヤルヴィの魂)

 ガルパンで一気に知名度の上がった曲。そして、またフィンランドファンを増やした曲。冬戦争と継続戦争でソ連に奪われたフィンランドの土地を懐かしむような内容。今度やるときは、イタリア抜きで、代わりにフィンランドを入れてやりたいものである。

 

ドイツ

 軍歌と戦時歌謡しか知らない!以上!

FRIEDRICH BOCKELMANN singt " FRIDERICUS REX "


Fridericus-Rex-Grenadiermarsch (Vokalversion)

 私が世界史上で最も敬愛する王、プロイセン王フリードリヒ2世の「キャラソン」。そして私が知る限り、1,2番目くらいに古いキャラソン。

 


Die Wacht am Rhein - Deutsches Kaiserreich

 ドイツの愛国歌。なんでか知らないが同志社の歌がこれの替え歌だったりするらしい。

 


マレーネ・ディートリッヒ 「リリー・マルレーン」

 こちらは歌謡。日本でも、某パンツじゃないから恥ずかしくないアニメで歌われ、広まった。そういやあのアニメの北米版DVDBOX、びーちく丸出しだった希ガス

 


⁂ Das Funkerlied (mit text) ⁂

 実はドイツ軍歌は、ドイツ人の真面目なイメージに反してラブソングが多かったりする。これもその1つ。ところで、フンカー(通信兵)とユンカー(ドイツの貴族)とクンカー(匂いに性的興奮を覚え、好きな人のシャツとかをクンカクンカする人)って似てね?あ、クンカー大好きです。

 


Vorwarts Mit Unser Rommel

 以前紹介した、エルヴィン・ロンメルの「キャラソン」。なんかよくわからんが、つべにこれのエレクトリックアレンジがあった。そういう時代なんだなあ・・・

 

イタリア

 マンマのパスタでも食ってろ!女ったらしどもめ!


Luciano Pavarotti - Funiculì Funiculà

 日本でも、某強いパンツの歌で有名な曲。元々はヴェスヴィオ火山の登山電車の宣伝用に作られた曲で、世界最古のCMソングと言われている。ちなみに、歌詞はナポリ語で書かれており、北部イタリアの人間には理解できない。あいつら南北で別れすぎだろ。

 


Il canto degli Arditi le fiamme nere

 イタリア軍歌。某戦車道アニメのOVAで日本にも広まった。炎と訳すのか襟章と訳すのかは知らん。私は日本語と英語しかわからない。

 

フランス

 エウロパのあの部分だけマジで沈まねえかな。


フランス共和国国歌「ラ・マルセイエーズ(La Marseillaise)」

 「敵の血で我らの田畑を染め上げよ!」で有名な国家。革命時にパリにやってきたマルセイユ連盟兵が歌っていたのが広まり、国家にまで上り詰めた曲。

 


la carmagnole

 フランス人の革命的マジ基地ソング。歌詞の内容はそうでもないが、歌っていた場面がえげつねえ。詳しくはぐぐって。

 


【MilitarySong.2】Ah Ça ira サ・イラ

 「うまくいくさ!」というような意味。ベンジャミン・フランクリンの言葉が元だとか。余談だが、私がこれを口ずさんでたり、鼻歌で歌ってるときはやばい時。

 


Le Chant du depart(門出の歌)

 フランスの愛国歌。個人的に、最も好きなフランスの歌。勝負時の時とかよく聞いたりする。

 


Au 31 du mois d'Août #3 • Chants scouts

 フランスの海軍歌。イングランドを露骨に敵視した曲。実在の戦争を題材にしたのかはわからない。18世紀以降の曲だと思うが、はて、フランス海軍が英海軍に勝ったことあったかしら。

 

スペイン

 順当にいけばUKだろ!と思うのはわかるが、UKとUSは多いから後回し。


(Ay Carmela) - Femmes Anarchistes EL PASO DEL EBRO

 スペイン内戦における、エブロ川の戦いの歌。ぶっちゃけ、アカのピカソが書いたゲルニカファシズムが批判されるのは公平性を欠いてると思う。

 


El quinto regimiento - Lila Downs

 これまたスペイン内戦の歌。マドリッド防衛戦などで活躍した、共和派の第5連隊の歌。この部隊に関する資料だれかください。

 

UK

 イギリスなんて国は存在しない。ようやく現代的な音楽が出てくるよ!やったね!


Rule Britannia (With lyric annotations)

 誰が最初から現代音楽を出すといった?英国の愛国歌。英国といえばこれ。これ歌ってるときは機嫌がいい時。

 


It's a Long Way To Tipperary / Pack Up Your Troubles In Your Old Kit Bag - Robert Mandell

  「遥かなるティペラリー」と「悩み事はボロ鞄へ」(後者は邦題見つからなかったので適当翻訳)はそれぞれ別の曲。どちらも、WW1時に英国兵の間で歌われた曲。これまたどちらも、機嫌がいい時によく歌ってる。

 


Queen - Don't Stop Me Now (Official Video)

 ちょい古い音楽。私がロックとQueenを好きになったきっかけにして、ある意味では青春の曲。そしてある意味では、挫折の曲でもある。

 


Queen - I Was Born To Love You - 2004 Video

 日本でもカップ麺かなんかのCMでよく知られている曲。歌詞はなんてことはないのだが、なんてことない歌詞から伝わる情熱と、曲が素晴らしい。

 


Queen - I Want It All (Official Video)

 初めて聞いたとき震えが来た曲。いろいろあって落ち込んだり病んでこそいなかったものの、悩んではいた時期に助けられた。

 


Charlie Zahm - Scotland the Brave

 現代音楽で突っ切ると思ったか?なわけあるまい。バグパイプでおなじみの曲。あの国独立したとしてもやっていける気がしないけどどうなんだろうね。

 


Susan Boyle auld lang syne

 朝ドラと「蛍の光」でおなじみ。個人的には、ナショナリズムを感じさせる蛍の光より、こっちが好き。

 


Tony Christie - Is This The Way To Amarillo (1971)

 トニー・クリスティはたしか英国人だったと思うけどどうだったかな。第2の青春の曲。カラオケないから歌えない悲劇。

 


MATT MONRO ~ From Russia With Love ~

 007でおなじみの曲。日本でも尾崎紀世彦が歌ってたりする。だれか、小説版の『ロシアより愛を込めて』ください。

 

USA(アメリカ合衆国

 トランプが大統領になったらどうなるのか見てみたい気がしないでもない。いやまあシャレにならないからやめてほしいけど。


Yankee Doodle ( American Patriotic Song )

 アメリカの愛国歌。日本でも「アルプス一万尺」でおなじみ。元々はアメリカ人(ここでいうのは、国民としてのアメリカ人ではなく、アメリカ入植者という意味)を馬鹿にする歌だったが、開き直ったアメリカ人の間で流行ったもの。

 


Marching through Georgia (Civil war song)

 南北戦争中の、シャーマン将軍による海への進軍を題材とした歌。日本にも明治期輸入され、東京節に作り替えられたり、日露戦争中に歌われたりした。

 


2nd South Carolina String Band - Battle Cry of Freedom

 アメリカの愛国歌。南北戦争の北軍といえば、これとジョニーが凱旋するとき。

 


Andy Williams' Speak Softly, Love (from 'The Godfather')

 日本では「愛のテーマ」として知られている曲。ゴッドファーザーはまじで死ぬまでに一回見ておくべき作品。

 


Bruce Springsteen - The Wrestler (Full Song - Unedited version)

 映画見たことない、見たい。悲しい歌詞が、何かを犠牲にして頑張った後にはぐっとくる。

 


Please Mr Postman- The Carpenters (1975)

 もとはカーペンターズの曲じゃないけど、私はカーペンターズ版が好き。

 


Billy Joel - Just the Way You Are

 恋人なんてものができたら送りたい曲NO1。邦題の「素顔のままで」がまた風情があっていい。

 


Creedence Clearwater Revival: Fortunate Son

 草はなんで育つ!?ーBlood!Blood!Blood!

 俺たちの仕事はなんだ!?ーKill!Kill!Kill!

 


John Denver - Take Me Home, Country Roads

 日本のカントリーロードとはだいぶ違い、故郷ウェストバージニア州を懐かしむ歌。歌詞だけなら、ジブリ版のほうが好きだったりする。

 


Chris Cornell - You know my name lyrics

 「007 カジノ・ロワイヤル」のオープニング。本当はかっこいい映像と共にお送りしたかったが、なぜかない。おかしい、あったはずなのだが・・・ ちなみに、これの小説版がハードボイルドにはまったきっかけだったりする。

 

CSA(アメリカ連合国

 南部は不滅である!ディキシーに神の加護があらんことを!


Dixie's Land

 南部といえば、南北戦争といえばこれ。南部の愛郷歌にして、連合の愛国歌。なお、黒人の前では歌わないほうがいい模様。

 


2nd South Carolina String Band - Bonnie Blue Flag

 dixieとならび、南部で愛されている歌。南部連合成立を歌っているのだが、順番はわりとテキトーだったりする。

 


2nd South Carolina String Band - Rose of Alabama

 クリント・イーストウッドの「アウトロー」でやたら歌われていた歌。たぶん、歌詞に大した意味はない。

 


The Yellow Rose of Texas

 南部、というよりはテキサスの歌。テキサス独立戦争において活躍した、女スパイを題材としているらしい。

 

 多いわ畜生。ほとんど古い曲だし。あ、当然ながらここでは省いたお気に入りも一杯あるよ。あと、そのうち邦楽編もあげるよ。

 

 

 

 

 

 

騎士道と騎士

 西洋史中で最も興味あるある出来ことはWW1なあそび人さんだよ。知り合いとは近世、近代の話ばかりしてるけど、西洋の中世史は結構好きだよ。いつかは騎士道物語とか書いてみたいね。

 

 西洋における中世は、昔はあまり良い印象を持たれていなかった。グレコ・ローマンの洗練された技術(物的な物のみならず、政治や哲学などの形を持たないものも)が失われ、封建制に基づいた国家支配が行われるようになった。その中でできた国家も、一時は権勢をふるえど次第に衰退し、封建制は中央の弱体化を進めた。王ではなく、有力諸侯が力を握り、改革が進まないことも多々あった(バロン戦争などの、逆の例もある)また、芸術などもキリスト教に支配され、抑圧されたことで、ルネサンス期までその発展はなかった。この時代をかつては「中世暗黒時代(The Dark Ages)」と呼んでいたものである。

 この時代を暗黒時代とする史観が正しいかどうかは、いくつかの理由により、今回は取り上げない。第1に、私が中世史にそこまで詳しくないこと、第2に、恐ろしく長くなるからである。今回は、西洋中世の魅力を、騎士道とそれを題材とした物語で語っていきたい。

 日本に武士道があったように、中世騎士たちにも騎士道という規範があった。これらの起源は、ゲルマン人などの掟に求めることができる。ローマ化されたガリア人や一部のゲルマン人と違い、大多数のゲルマン人ゲルマニア(大体現在のドイツ)の土地で厳しい暮らしを続けていた。この土地自体が、ただでさえ貧しい西ヨーロッパの中でも特に貧しかったという事情もあれば、ゲルマンの気風が己に厳しいことを課すようなものであったこともあり、彼らの社会規則は厳しいものとなり、また厳しい試練を乗り越えることを美徳とするようになった(30歳まで童貞であることが、今のように嘲笑の対象とならず、逆に尊敬の対象だったりした)。こうした気風は、ローマの衰退による蛮族台頭の時代、そしてそれに続くフランクの時代を経て、特権階級であり、選ばれた戦士でもある騎士たちの行動規範となっていった。

 騎士道は必ずしも騎士たちによって守られていたわけではない。多くの騎士道精神を持った騎士と同じほどに、それを踏みにじった騎士が存在していた。ゲーテの史劇「鉄の手のゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」の主人公などは、その代表であろう。しかし、同時代より、所謂「騎士道物語」といった形で文学作品が生み出され、騎士の存在は理想化、英雄化されていた。代表的な作品として、「アーサー王伝説」や『ローランの歌』などが挙げられる。また、騎士の時代が終焉してからいくらか過ぎてからも、その存在は引き続き大衆の間では輝かしいものとされ、『アイヴァンホー』や、依然取り上げた『ナイジェル卿の冒険』などの作品が書かれていく。

 現在においても、高潔にして勇敢というイメージが騎士の存在を魅力的なものとしている。私はそれを、間違ったものというつもりはない。実際に高潔で勇敢な騎士は度々歴史上に登場し、何かしらの武勲をあげていたりする。有名処は、カスティーリャのエル・シッド(ロドリーゴ・ディアス・デ・バビール)や、イングランドのジャン・チャンドスなどであろう(獅子心王や黒太子なども有名ではあるが、騎士というと意見が分かれるので割愛)。彼らは理想的な騎士であり、多くの人々から尊敬されていた。

 ファンタジーなどを通して、日本人にもいくらか身近な存在となった騎士であるが、その実態は、結局のところ戦士の頭目であり、自身の領地経営に頭を悩ましもしている、中小企業の経営者だったりする。裕福な者は少数で、僅かな富も戦がはじまれば持っていかれる。それを補填するために、盗賊にも身をやつしたものもいた。しかし一方で、貧しくとも高潔な心を失わず、己を鍛え、戦場にて功を立てたものもそれなりにいたのも事実である。だからこそ騎士という存在は勇ましく、輝かしいものとして、今日の我々の目に映っているのかもしれない。

 

 くぅ~(ry まあ、中世って長いから、全体を通していえることってあんまないと思うんだけどね。かっこいいものに惹かれる男の性は普遍的ってことくらいかね。ちなみに、騎士の装備=板金鎧(プレートアーマー)みたいな風潮あるけど、実際は板金鎧なんて着てたの一部の金持ちだけだし、そもそも中期まではみんな鎖帷子だったんだよね。どんな鎖帷子か気になる人は、ホウバークとかで調べればいいと思うよ。それ自体は鎧の上に着る衣装だけど、サーコートとかで調べてもでるかもね。

 

  

夏の魅力

 3日連続のカラオケで、色々な歌に挑戦しているあそび人さんだよ。低い声を大きくだせるようになると、歌える曲の幅が広がる気がするんだけど、どうなんだろうね。

 

 ついに夏本番たる8月がやってきた。今でさえ暑いというのに、これからさらに暑くなるか、この暑さがしばらく続くとと考えて憂鬱になっている人もいることだろう。しかし、私はこの季節、そこまで嫌いではない。少なくとも、いくら厚着しても寒さと痛みに震えることになる冬よりはマシである。

 暑さを嫌がる人もいるが、暑さがあるからこそ「涼」というものを感じることができるのではなかろうか。暑くなければそれを感じる必要がないだとと、無粋なことをいうものではない。必要性の問題ではなく、「涼」というもの自体の魅力をみれば、理解してもらえるはずである。

 涼といえばなにか、風鈴、葦簀、緑のカーテン。海、波、清流とサラッと吹き抜ける風。かき氷、西瓜、ラムネにビール。麻の服、扇子、団扇。パッと思いつく限りではこんなところか。これらを単純に暑さから逃れるための手段としてではなく、そこに存在する風情から、それ自体に価値のある行動として私は見ている。冬における暖をとる行動にも同様のことがいえるのだが、どうしてもあの寒さが我慢ならないため、冬は嫌いである。

 夏の魅力は涼ばかりではない。他にも多くの要素が夏という季節をよきものにしている。それら1つ1つをあげてそれぞれ述べていくのもいいが、前回フランス革命について書き、もうなんか長々書きたくないため、1つだけについて述べる。

 夏になると暑くなる、すると涼をとろうとして、体を覆う布を減らそうとする。つまり、肌の露出が増える。そう、女性の肌を見れるのである。普段は隠され、拝むことのできない美しき四肢が、遂に我が前に姿を現すのである。言葉では表しがたい、なんかよくわかんねえエロティックななにかがあふれる皮と肉と骨の塊は、男が普段うちにしまい込んでいる感情を呼び起こす。女の体が跳ね、四肢が動けば、それはもう男の【自主規制】が【自主規制】して【自主規制】となる。冬では絶対に得られない感情が昂ぶりが、そこにはあるのである。

 これから暑さに苦しみ、日陰に入って涼をとろうとすることがあるだろう。もしそこに風が通って、一瞬でも涼と共に「風流」を感じたならば、それが説明下手な私が言いたかったことであると理解していただきたい。また、肌を出した女性を見て欲情を覚えた場合も同様である。

 

 「寒いのは着ればなんとかなるが、暑いのは下着まで脱いだらどうしようもない。つまり、冬のほうがまし」とか言ったやつがいるらしいが、そう言ったやつに問いたい。

 

「お前雪だるまにでもなって外行くつもりか?」

 

冬だって寒さを感じなくなるまでとなれば相当着こまねばならない。しかし、そこまでするとするのは様々な要因から難しい。だから、その季節によって得られる恩恵によって、冬と夏の優劣は判断されるべきじゃない?夏は女の人の肌見られるじゃない?男はみんなエッチなの大好きじゃない?はい、夏のが優れてる、はっきりわかんだね。