俺がために筆を振る

現役おっさんくさい保守的な大学生の執筆する供給しかねえブログ不定期更新中

2016年8月道中記 その1

 関ヶ原から帰ってきて、宿でこれを書いてるよ。スマホから投稿するの初めてだから、誤字とかいつも以上にひどくなるだろうけど、許してね。

 

 新横浜を10時近くにでて、米原についたのは12時近く。偶然にも近くまで来ていた先輩に、2、30分先立っての到着であった。列車を降りたと同時に襲い来た暑気の不快さは、いまでも覚えている。

 米原を離れてから車で30分、滋賀と岐阜の県境近くの関ヶ原町に辿り着く。関ヶ原の戦ばかりで注目されているが、実はすぐ近くでは、壬申の乱の際に戦闘が起きていたりする。徳川家康の陣跡近くに車を停め、資料館へいく。大して目新しいものもなく、展示されている鎧なども全て複製であったため、大しておもしろいものではなかったが、江戸期の宿場としての関ヶ原や、帝政期の軍の火薬庫としての関ヶ原などについての展示には、いくらか興味を引かれた。

 同地での昼食の後、現在大河で輝いている、石田三成大谷吉継の陣跡も訪れた。石田治部の陣跡は苦労なくたどり着いたのだが、問題は大谷刑部の陣跡と墓である。山奥にあるこれらは、登るのこそ苦でないものの、虫の羽音がこの上なく恐ろしい。木々が生い茂る中を歩いていくため、蝉の鳴き声が近く、方々をぶんぶんと羽虫が飛び回る。終始びくびくしながらのお墓参りとなってしまった。

 刑部殿とその家臣のお墓参りを終えてからは、後日訪れる予定の彦根城を車窓から眺めた後、いまいる琵琶湖沿いの宿に到着した。西洋風の作りで、それなりの金を取られる場所である。その分居心地はいいため、これから2晩、ここでゆっくりさせてもらうつもりである。

 

 結局、今日は関ヶ原しか行ってないのよね。しかも古戦場って、何かがあるわけではないから、そこを歩くことに幸福を感じる気違いじゃないと楽しくないしね。いやまあ私はその気違いだから楽しかったけど。

 明日は明治村いきたいけど・・・くそ暑いんだよなあ・・・