お気に入りのご機嫌な音楽(洋楽編)
私の最高にセンスのいいご機嫌な洋楽たちを聞かせてやる・・・Check it out!
※ここでは洋楽を、日本で誕生した曲意外と定義し、西洋音楽に限らないものとする。
※現ロシア連邦から段々と東に向かい、アメリカ合衆国を最後とする。
※UKまで行かないと現代の音楽は出てこない。
※イタリアからスペインあたりは深夜テンションで書いたからいろいろおかしい。
ロシア
民謡と軍歌しか知らない!以上!
【ロシア音楽】コロブチカ (Коробейники) (日本語字幕)
日本ではフォークダンスとテトリスでおなじみの曲。地味にエロティックな歌詞がまたいい味を出している。
【ロシア音楽】長い道を (Дорогой длинною) (日本語字幕)
民謡というと少し違うらしいが、これも古い曲。ロシアの曲は歌詞の物悲しい感じが実にいい。
そりゃあ軍歌も入るさ、私のブログだもの。セミョーン・ブジョーンヌイがロシア内戦において率いた第1騎兵軍の活躍をうたった歌。タチャンカとは、馬車の荷台に機関銃を後ろ向きに取り付けた物。個人的には、機動防御ですごい威力を発揮しそうな兵器だと考えている。
Red Army Choir: Partisan's Song.
別名「野こえ山をこえ」。これまたロシア内戦の曲で、シベリアから沿海州まで戦った極東パルチザンの歌。余談だが、私が麻の白シャツに駱駝色のズボンを身に着けて、頭にハンチングをかぶっているときの脳内BGMはこれだったりする。
これは大祖国戦争(WW2のロシア呼称)の曲。フルシチョフによるスターリン批判ののちは、「砲兵よ、スターリンの命令だ」の部分が変更されていたりする。
トルコ
1つしか知らない!以上!
Mehter Marşları - Ceddin Deden
「阿修羅のごとく」とそのパロディをやったダイワハウスのCMでおなじみの曲。トルコのメフテル(オスマン朝期の軍楽)・・・に見せかけた、実は19世紀に作られた音楽。よく友人と、東洋史の授業後に歌ってる。
ローマ字読みで歌いやすいと見せかけた歌いにくい国
Loituma - "Ievan Polkka" (Eva's Polka)1996
ロイツマでおなじみのフィンランドの曲。なぞの中毒性がある。実はちょっと意味深な歌詞だったりする。
サッキヤルヴェンポルッカ(ロシアに奪われたサッキヤルヴィの魂)
ガルパンで一気に知名度の上がった曲。そして、またフィンランドファンを増やした曲。冬戦争と継続戦争でソ連に奪われたフィンランドの土地を懐かしむような内容。今度やるときは、イタリア抜きで、代わりにフィンランドを入れてやりたいものである。
ドイツ
軍歌と戦時歌謡しか知らない!以上!
FRIEDRICH BOCKELMANN singt " FRIDERICUS REX "
Fridericus-Rex-Grenadiermarsch (Vokalversion)
私が世界史上で最も敬愛する王、プロイセン王フリードリヒ2世の「キャラソン」。そして私が知る限り、1,2番目くらいに古いキャラソン。
Die Wacht am Rhein - Deutsches Kaiserreich
ドイツの愛国歌。なんでか知らないが同志社の歌がこれの替え歌だったりするらしい。
こちらは歌謡。日本でも、某パンツじゃないから恥ずかしくないアニメで歌われ、広まった。そういやあのアニメの北米版DVDBOX、びーちく丸出しだった希ガス。
実はドイツ軍歌は、ドイツ人の真面目なイメージに反してラブソングが多かったりする。これもその1つ。ところで、フンカー(通信兵)とユンカー(ドイツの貴族)とクンカー(匂いに性的興奮を覚え、好きな人のシャツとかをクンカクンカする人)って似てね?あ、クンカー大好きです。
以前紹介した、エルヴィン・ロンメルの「キャラソン」。なんかよくわからんが、つべにこれのエレクトリックアレンジがあった。そういう時代なんだなあ・・・
イタリア
マンマのパスタでも食ってろ!女ったらしどもめ!
Luciano Pavarotti - Funiculì Funiculà
日本でも、某強いパンツの歌で有名な曲。元々はヴェスヴィオ火山の登山電車の宣伝用に作られた曲で、世界最古のCMソングと言われている。ちなみに、歌詞はナポリ語で書かれており、北部イタリアの人間には理解できない。あいつら南北で別れすぎだろ。
Il canto degli Arditi le fiamme nere
イタリア軍歌。某戦車道アニメのOVAで日本にも広まった。炎と訳すのか襟章と訳すのかは知らん。私は日本語と英語しかわからない。
フランス
エウロパのあの部分だけマジで沈まねえかな。
フランス共和国国歌「ラ・マルセイエーズ(La Marseillaise)」
「敵の血で我らの田畑を染め上げよ!」で有名な国家。革命時にパリにやってきたマルセイユ連盟兵が歌っていたのが広まり、国家にまで上り詰めた曲。
フランス人の革命的マジ基地ソング。歌詞の内容はそうでもないが、歌っていた場面がえげつねえ。詳しくはぐぐって。
【MilitarySong.2】Ah Ça ira サ・イラ
「うまくいくさ!」というような意味。ベンジャミン・フランクリンの言葉が元だとか。余談だが、私がこれを口ずさんでたり、鼻歌で歌ってるときはやばい時。
フランスの愛国歌。個人的に、最も好きなフランスの歌。勝負時の時とかよく聞いたりする。
Au 31 du mois d'Août #3 • Chants scouts
フランスの海軍歌。イングランドを露骨に敵視した曲。実在の戦争を題材にしたのかはわからない。18世紀以降の曲だと思うが、はて、フランス海軍が英海軍に勝ったことあったかしら。
スペイン
順当にいけばUKだろ!と思うのはわかるが、UKとUSは多いから後回し。
(Ay Carmela) - Femmes Anarchistes EL PASO DEL EBRO
スペイン内戦における、エブロ川の戦いの歌。ぶっちゃけ、アカのピカソが書いたゲルニカでファシズムが批判されるのは公平性を欠いてると思う。
El quinto regimiento - Lila Downs
これまたスペイン内戦の歌。マドリッド防衛戦などで活躍した、共和派の第5連隊の歌。この部隊に関する資料だれかください。
UK
イギリスなんて国は存在しない。ようやく現代的な音楽が出てくるよ!やったね!
Rule Britannia (With lyric annotations)
誰が最初から現代音楽を出すといった?英国の愛国歌。英国といえばこれ。これ歌ってるときは機嫌がいい時。
It's a Long Way To Tipperary / Pack Up Your Troubles In Your Old Kit Bag - Robert Mandell
「遥かなるティペラリー」と「悩み事はボロ鞄へ」(後者は邦題見つからなかったので適当翻訳)はそれぞれ別の曲。どちらも、WW1時に英国兵の間で歌われた曲。これまたどちらも、機嫌がいい時によく歌ってる。
Queen - Don't Stop Me Now (Official Video)
ちょい古い音楽。私がロックとQueenを好きになったきっかけにして、ある意味では青春の曲。そしてある意味では、挫折の曲でもある。
Queen - I Was Born To Love You - 2004 Video
日本でもカップ麺かなんかのCMでよく知られている曲。歌詞はなんてことはないのだが、なんてことない歌詞から伝わる情熱と、曲が素晴らしい。
Queen - I Want It All (Official Video)
初めて聞いたとき震えが来た曲。いろいろあって落ち込んだり病んでこそいなかったものの、悩んではいた時期に助けられた。
Charlie Zahm - Scotland the Brave
現代音楽で突っ切ると思ったか?なわけあるまい。バグパイプでおなじみの曲。あの国独立したとしてもやっていける気がしないけどどうなんだろうね。
朝ドラと「蛍の光」でおなじみ。個人的には、ナショナリズムを感じさせる蛍の光より、こっちが好き。
Tony Christie - Is This The Way To Amarillo (1971)
トニー・クリスティはたしか英国人だったと思うけどどうだったかな。第2の青春の曲。カラオケないから歌えない悲劇。
MATT MONRO ~ From Russia With Love ~
007でおなじみの曲。日本でも尾崎紀世彦が歌ってたりする。だれか、小説版の『ロシアより愛を込めて』ください。
USA(アメリカ合衆国)
トランプが大統領になったらどうなるのか見てみたい気がしないでもない。いやまあシャレにならないからやめてほしいけど。
Yankee Doodle ( American Patriotic Song )
アメリカの愛国歌。日本でも「アルプス一万尺」でおなじみ。元々はアメリカ人(ここでいうのは、国民としてのアメリカ人ではなく、アメリカ入植者という意味)を馬鹿にする歌だったが、開き直ったアメリカ人の間で流行ったもの。
Marching through Georgia (Civil war song)
南北戦争中の、シャーマン将軍による海への進軍を題材とした歌。日本にも明治期輸入され、東京節に作り替えられたり、日露戦争中に歌われたりした。
2nd South Carolina String Band - Battle Cry of Freedom
アメリカの愛国歌。南北戦争の北軍といえば、これとジョニーが凱旋するとき。
Andy Williams' Speak Softly, Love (from 'The Godfather')
日本では「愛のテーマ」として知られている曲。ゴッドファーザーはまじで死ぬまでに一回見ておくべき作品。
Bruce Springsteen - The Wrestler (Full Song - Unedited version)
映画見たことない、見たい。悲しい歌詞が、何かを犠牲にして頑張った後にはぐっとくる。
Please Mr Postman- The Carpenters (1975)
もとはカーペンターズの曲じゃないけど、私はカーペンターズ版が好き。
Billy Joel - Just the Way You Are
恋人なんてものができたら送りたい曲NO1。邦題の「素顔のままで」がまた風情があっていい。
Creedence Clearwater Revival: Fortunate Son
草はなんで育つ!?ーBlood!Blood!Blood!
俺たちの仕事はなんだ!?ーKill!Kill!Kill!
John Denver - Take Me Home, Country Roads
日本のカントリーロードとはだいぶ違い、故郷ウェストバージニア州を懐かしむ歌。歌詞だけなら、ジブリ版のほうが好きだったりする。
Chris Cornell - You know my name lyrics
「007 カジノ・ロワイヤル」のオープニング。本当はかっこいい映像と共にお送りしたかったが、なぜかない。おかしい、あったはずなのだが・・・ ちなみに、これの小説版がハードボイルドにはまったきっかけだったりする。
CSA(アメリカ連合国)
南部は不滅である!ディキシーに神の加護があらんことを!
南部といえば、南北戦争といえばこれ。南部の愛郷歌にして、連合の愛国歌。なお、黒人の前では歌わないほうがいい模様。
2nd South Carolina String Band - Bonnie Blue Flag
dixieとならび、南部で愛されている歌。南部連合成立を歌っているのだが、順番はわりとテキトーだったりする。
2nd South Carolina String Band - Rose of Alabama
クリント・イーストウッドの「アウトロー」でやたら歌われていた歌。たぶん、歌詞に大した意味はない。
南部、というよりはテキサスの歌。テキサス独立戦争において活躍した、女スパイを題材としているらしい。
多いわ畜生。ほとんど古い曲だし。あ、当然ながらここでは省いたお気に入りも一杯あるよ。あと、そのうち邦楽編もあげるよ。